うちにはWindows7搭載ノートPCが2台ある。1台は東芝Dynabook T350/34BR(2011年1月発売)、もう1台はNECのFMV LIFEBOOK AH54/D(2011年5月発売)。
ただ、ご存知の通りWindows7は2020年1月にサポート終了しちゃってる。それならWindows10にすりゃあいいじゃんとお思いかもしれぬが、DynabookはPentium Dual-Core、FMVがCore i3 なんでWindows10を動かすにはちとキツイのよ(こんくらいのCPUだとむちゃ重くなる)。
そんなわけで2台とも戦力外状態だった。
そこで、この2台をChromebook化することにしたのだ。
まずはCloudreadyのサイトに飛んで、USBメモリにデータをダウンロード(所要時間約20分)。これで、USBメモリからChromium OSを起動することができるようになった。さらにはUSBメモリから本体のストレージにCloudReadyをインストールしちゃえば、USBメモリなしてChromium OSを起動することもできる(この場合は本体のWindowsは消去されますので要注意)。これが無料なんですぜ、だんな。
Amazonなんかを覗いてみると、ASUSやらLenovoやらhpやらAcerやらのChromebookがやたら安く売ってる。2万円前後のマシンまである(ただ、のってるCPUがceleronだったりMediaTekだったりだけど……)。
このCloudReadyは2007年以降(多分、Windows7搭載くらい)に発売されたマシンなら動いてくれるらしい。しかも無料。うちの2台もむちゃくちゃスイスイ動いています(だってインテル入ってるからね)。わざわざ買わなくていいのである。
ま、officeはオンラインで使うしかないんだけど、ChromebookはGoogle Chrome上でほとんどの作業をするからChromebookなわけで、ならば最初からGoogleドキュメントとかスプレッドシートを使えばいいわけだ。保存する際、ドキュメントはword に、スプレッドシートはExcelに変換できるから納品する際にも便利だ。
今のところメインに使っているのはMacBook AirとSurface Laptop Go(2台ともCore i5)なんだけど、いざという時にサブマシンがあると安心だ。何より、ノートPCが生き返ったのがうれしい。