hiromu radio

本間ひろむ オフィシャルブログ

2010-01-01から1年間の記事一覧

Le Tombeau de Couperin

ペルルミュテールが弾くラヴェル“クープランの墓”の“リゴードン”。大好きな曲。 今年のベストムービーは“冬の小鳥”(ウニー・ルコント監督)/“ボローニャの夕暮れ”(プーピ・アヴァーティ監督)/“オーケストラ!”(ラデュ・ミヘイレアニュ監督)の3本です。

心中天使

夕方、渋谷のショウゲート試写室にて、“心中天使”(一尾直樹監督)のマスコミ試写。一見難解そうで、実はむちゃくちゃロマンティックな映画。海外の映画祭で評価されるタイプの作品だと思う。 今年見た映画(マスコミ試写+映画祭)は80本。これにipadで見た…

ハーモニー 心をつなぐ歌

午後、銀座の東映第1試写室にて、“ハーモニー”(カン・テギュ監督)のマスコミ試写。キム・ユンジンが大泣きしてます。この映画を見てもらい泣きしない人がいたら、ちょっと会ってみたい。 有川浩の“阪急電車”(幻冬舎文庫)を読み終える。阪急今津線沿線に…

再会の食卓

夕方、シネマート六本木にて“再会の食卓”(ワン・チュエンアン監督)のマスコミ試写。国民党が台湾に撤退したせいで離ればなれになった家族が、40数年を経て再会する物語。ベルリンで銀熊賞。クライマックスの長回し(3人の酒宴のシーン)は圧巻! 大石静の“…

ランナウェイズ

午後、渋谷のショウゲート試写室にて、“ランナウェイズ”(フローリア・シジスモンディ監督)のマスコミ試写。ランナウェイズは、結局のところジョーン・ジェットのバンドだったんだ。当時はみんなシェリー・カーリーしか見てなかった。 カート・ヴォネガット…

DESTINY acoakko debut Ver

ヤコブへの手紙

午後、京橋テアトルにて“ヤコブへの手紙”(クラウス・ハロ監督)のマスコミ試写。とてもシンプルで、だからこそ大事なものがきちんと伝わる映画。 その帰り、半年ぶりに鮨処大舷。ちらし鮨とあら汁。僕の日常が返ってきた気がした。 カート・ヴォネガット・…

再生の朝に

午後、京橋テアトル試写室にて“再生の朝に”(リウ・ジエ監督)のマスコミ試写。 車2台を盗んで死刑判決を受けた男と裁判官の話。リウ・ジエ監督は“北京の自転車”(ワン・シャオシュアイ監督)で撮影監督をつとめた人だ。中国映画には独特のテンポ、空気感、…

シリアスマン

午後、京橋テアトル試写室にて、“シリアス・マン”(ジョエル&イーサン・コーエン監督)のマスコミ試写。 Director's Driven Project- 監督主義プロジェクトの第2弾。1967年のアメリカ中西部、ユダヤ人コミュニティが舞台。コーエン兄弟は、滑稽で悲しい人間…

ブローン・アパート

夕方、シネマート銀座試写室にて、“ブローン・アパート”(シャロン・マグアイア監督)のマスコミ試写。爆弾テロで夫と息子を失った女性をミシェル・ウイリアムズが熱演。 カート・ヴォネガット・ジュニア(伊藤典夫訳)の“スローターハウス5”(ハヤカワ文庫…

世界のどこにでもある、場所

午後、シネマート六本木にて、“世界のどこにでもある、場所”(大森一樹監督)のマスコミ試写。 出演者のほとんどがSETの劇団員。SETによる演劇版もあり。

ウッドストックがやってくる!

午後、京橋テアトル試写室にて、“ウッドストックがやってくる!”(アン・リー監督)のマスコミ試写。 Director's Driven Project- 監督主義プロジェクトの第1弾は、あのアン・リー監督によるウッドストック・フェスティバルのサイドストーリー。1969年の空気…

MAD探偵

午後、京橋テアトル試写室にて、“MAD探偵 7人の容疑者”(ジョニー・トー、ワー・カーファイ監督)のマスコミ試写。 異能プロファイラー×多重人格殺人鬼。グッと引き込まれる89分!

キック・アス

午後、六本木のアスミック・エース試写室にて、“キック・アス”(マシュー・ヴォーン監督)のマスコミ試写。キック・アスは、アメコミ・ヒーローの最終兵器だ! 志水辰夫の“行きずりの街”(新潮文庫)を読み終える。

サラエボ,希望の街角

午後、東銀座の松竹試写室にて、“サラエボ、希望の街角”(ヤスミラ・ジュバニッチ監督)のマスコミ試写。反戦映画でも、宗教映画でも、恋愛映画でもない。しかし、そのすべてが描かれている。ヤスミラ・ジュバニッチという女流監督は、ビーンボールぎりぎり…

アール・レスピラン定期演奏会

夜、紀尾井ホールにてアール・レスピラン第25回定期演奏会。 ラヴェル/序奏とアレグロ、ジョリベ/7人の奏者のためのラプソディ、山根明季子/Dots Collection No.08、池田哲美/ファーシカル・シグナル〜室内オーケストラのための、マルタン/7つの管楽…

最後の忠臣蔵

午後、ワーナー・ブラザース試写室にて“最後の忠臣蔵”(杉田成道監督)のマスコミ試写。討ち入りから十数年後の物語。竹林の緑、紅葉の赤、雪山の白、日本の四季の美しさと武士の心。じんわり沁みる力作。 石井宏の“反音楽史”(新潮文庫)とスコット・フィッ…

しあわせの雨傘

午後、シネマート六本木にて“しあわせの雨傘”(フランソワ・オゾン監督)のマスコミ試写。古典演劇のようなオペラのような、ゆっくりと時間が流れるカトリーヌ・ドヌーヴのための映画。 夕方、池袋で打ち合わせ。

7級公務員

午後、新大久保の東京グローブ座にて、“7級公務員”(シン・テラ監督)のジャパンプレミア(マスコミ試写)。韓国で400万人を動員したアクションラブコメ。キム・ハヌルの激しさにきゅんとくる。 上映後にカン・ジファンの舞台挨拶。日本に長期滞在中らしい。

東京国際映画祭 その5

お昼から、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて東京国際映画祭のID上映を2本。 “パリから5時間”(レオン・プルドフスキー監督)は、かわいくて切ない、大人の恋の物語。エレナ・ヤラロヴァの笑顔がたまらなくキュートだ。 “隠れた瞳”(ディエゴ・レルマン監督)。…

東京国際映画祭 その4

午前中から、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて東京国際映画祭のID上映を2本。 “エッセンシャル・キリング”(イエジー・スコリモフスキ監督)。我らがヴィンセント・ギャロが、過酷な大自然の中を逃げて逃げて逃げまくる。 “ハッピー・ポエット”(ポール・ゴード…

東京国際映画祭 その3

午前中から、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて東京国際映画祭のID上映を2本。 “妖術”(ク・ヘソン監督)は「韓国版のだめ」かと思ったらさにあらず。何とも心がひりひりする映画だ。ソ・ヒョンジンの清潔感が印象に残る。 “臍帯”(橋本直樹監督)も心がひりひり…

東京国際映画祭 その2

午前中から、東京国際映画祭。TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、“愛に関するすべてのこと”(アン・ホイ監督)のID上映。香港発、女と女のラヴストーリー。それぞれのセクシャリティはともあれ、登場人物がけっこうチャーミングだったりする。

東京国際映画祭 その1

第23回 東京国際映画祭、初日。六本木ヒルズ49階でプレスパスを受け取り、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて“4枚目の似顔絵”(チョン・モンホン監督)のID上映。10歳の少年から見た、だめだめな大人たち。最後にぽーんと観客を突き放す感じがいい。 人混みが苦…

Ricky リッキー

午後、渋谷のショウゲート試写室にて“Ricky リッキー”(フランソワ・オゾン監督)のマスコミ試写。 去年のベルリン国際映画祭のコンペ部門にも出品された映画。リッキー役の赤ちゃんに拍手。

きみがくれた未来

午後、半蔵門の東宝東和試写室にて“きみがくれた未来”(バー・スティアーズ監督)のマスコミ試写。弟がいるひとは要注意! 必ず泣きます。 マリーナ・レヴィツカ(青木純子訳)の “おっぱいとトラクター”(集英社文庫)を読み終える。世界的ベストセラーだそ…

Blog Action Day 2010

Blog Action Day 2010 今年のテーマは「WATER 水」。

愛する人

午後、六本木のアスミック・エース試写室にて“愛する人”(ロドリゴ・ガルシア監督)のマスコミ試写。 これから母親になる人は是非、見てほしい。すでに母親をはじめている人も必見。 それにしても、ナオミ・ワッツはかっこいい女優だ。

人生万歳!

午後、東銀座の松竹試写室にて、“人生万歳!”(ウディ・アレン監督)のマスコミ試写。ウディ・アレンが、バルセロナとかロンドンからニューヨークに帰ってきた。もうそれだけで充分だ。 有吉佐和子の“悪女について”(新潮文庫)を読み終える。これは必読。

デイブレーカー

夕方、六本木のアスミック・エース試写室にて、“デイブレイカー”(ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ監督)のマスコミ試写。人類総ヴァンパイア化した世界。ラスト近く、組織にひとり乗り込むイーサン・ホークがちょっとかっけー。 ショパンコ…