Carver's dozen―レイモンド・カーヴァー傑作選/レイモンド・カーヴァー・村上春樹編訳 (中公文庫)。昔読んだ犬を捨てる話とか、仕事仲間の家に招かれたらキッチンに七面鳥が入って来てがあがあ鳴くという変な短編が入ってなくて残念。
ひらいて/ 綿矢りさ(新潮文庫)。エンタメ小説ぎりぎりのセンで止まってる感じ。
昨日/アゴタ・クリストフ・堀茂樹訳(早川epi文庫)、どちらでもいい/ アゴタ・クリストフ・堀茂樹訳(早川epi文庫)。例の三部作の面白さに比べたら少し物足りない。
舟を編む/三浦しをん(光文社文庫)。意識して古臭いテイストに仕上げてるあたりがうまい。
ヴェニスの商人/ウィリアム・シェイクスピア・福田恆存訳(新潮文庫)、サロメ・ウィンダミア卿夫人の扇/ オスカー・ワイルド・西村幸次訳(新潮文庫)。古典というのは歯ごたえがあるな、とつくづく思う。