hiromu radio

批評家・本間ひろむのオフィシャルブログ

山口百恵をサブスクで聴く

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山口百恵の楽曲がサブスクで解禁になった。

僕は中学生の時、山口百恵のファンだった。TVドラマの“赤いシリーズ”もよく見ていた。高校時代になると、山口百恵はどんどん強い女になって(もちろん詞の世界で)、あれ、ちょっと違うなぁと離れていった。

綾波レイのような大人しい少女だったのが、いつの間にか真っ赤なポルシェをかっ飛ばしてたのだ。

好きな曲は、“ちっぽけな感傷”とか“ささやかな欲望”とか“冬の色”とか“白い約束”とかですね。すべて初期の綾波っぽいやつ(M女?)。

ライバルの桜田淳子が「この花は私です」みたいなメルヘンを歌ってたんで、山口百恵はもうちょっと過激なM女的な世界を歌っているうちに、桜田淳子は急に「怖いけどあたなについてゆくわ〜 17の夏だから」と大人の世界のドアをノックし始めた。

やがて、山口百恵は宇崎竜童&阿木陽子を得て、桜田淳子中島みゆきを歌うようになった。桜田淳子はヨコハマまで男を追いかけて行き、山口百恵は「今年の彼」と「去年の彼」を比べたりするのだ(詞の世界ですよ)。

もう僕にとって山口百恵はTV(ザ・ベストテンとかね)で見るものになっていいた。と思ってたら、さっさと引退して行った。呆気に取られる間もなかった。見事だ。