↑数年前に描いたスケッチ。誰を描いたのか忘れた。19世紀の芸術家!?
1986年に大学を中退して、東京に帰ってきた。で、コンビニでバイトしなからせっせとオリジナル曲のデモテープを作ったり、小説を書いたりしていた(たまに絵も描いていた)。
ある時、高校の飲み会があり、同級生の誰かに「本間何やってんだっけ?」と訊かれた。某信用金庫勤務(当時)の別のやつが横から「アルバイターで〜す」と揶揄してきた。
待て待て。レコードを出すか、本を出すか、の2択しか考えてなかっただけなのに、信用金庫に「アルバイターで〜す」とバカにされちまった。
頭にきて、これがダメだったら就職しようと思って受けたのがソニーのSDオーディションだ。結局ダメで翌々年、小さな出版社に就職した。
就職したのは25歳。その時「30歳までは遊んじゃお!」と思った。実際えらく楽しかった。30歳でフリーになって、それから最初の本を出すまで10年かかった。
僕が最後に受けた1986年のSDオーディションでプロになったのは、ユニコーンとエレカシだ。奥田民生と宮本浩次に勝てるかっていわれたら、勝てない。さっすが世界のソニーさんだ。