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hiromu writes a diary!!

批評家・本間ひろむのオフィシャルブログ

シーモアさんと、大人のための人生入門

シーモアさんと、大人のための人生入門”(イーサン・ホーク監督)をDVDで。

ピアニストのシーモア・バーンスタインは、コンサート・ピアニストのキャリアを50歳でやめ、今はニューヨークでピアノを教えている。俳優としての壁にぶつかっていたイーサン・ホークはシーモアと知り合い、彼をフィルムに収めることを思いついた。様々な示唆やヒントにあふれたレッスンの模様やワークショップは、音大生(またはアーティストの卵)必見。何より、とつとつと語りかけるような彼のピアノは、まるで晩年のホロヴィッツのようだ。

(2016年10月1日公開)

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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

午後、東銀座の松竹試写室にて“ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ”(マイケル・グランデージ監督)のマスコミ試写。

ヘミングウェイフィッツジェラルドを見出した名物編集者マックス・パーキンズと無名の天才作家トーマス・ウルフの話。この天才作家は冷蔵庫を机がわりにして立って原稿を書くのだ。なるほど原題は“GENIUS”か。

(2016年10月7日公開)

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最近見たハリウッド映画 03

JUNO/ジュノ”(ジェイソン・ライトマン監督)をAmazonビデオで。うっかり妊娠してしまった16歳を演じるエレン・ペイジがへたくそだったら、そもそもこの映画は成立しない。エレン・ペイジがんばった。翻って、子供っぽさが抜けきれない作曲家ジェイソン・ベイトマンが情けない。いざとなると女は強いなぁ。母は強いというべきか。それとも、それもこれもひっくるめて男の側の幻想なのか。

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マイレージ・マイライフ”(ジェイソン・ライトマン監督)をAmazonビデオで。監督のライトマンは、何だか情けない男をよく登場させる。プレミアムカードをジャカジャカ持っていてマイルを貯めまくるジョージ・クルーニー。何だかかっちょいいな、と思わせておいてやっぱり情けない。

 

私の中のあなた”(ニック・カサヴェテス監督)をAmazonビデオで。癌に侵された姉のドナー用に妹を生む。それはだめでしょ。この映画では、姉も妹もいい子に描かれているので見る者は救われるけど、実際にこんな状況があったら相当タフだな。キャメロン・ディアスが悪者(母親)を引き受けていて、逆に潔い。

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50/50 フィフティフィフティ”(ジョナサン・レヴィン監督)をHuluで。これも癌患者の映画です。生存率は50%です。ちょっと草食系男子っぽいジョセフ・ゴードン=レヴィットがそれなりに右往左往するんだけど、これは助かるかな、という空気感に貫かれているので、そこが救いといえば救い。

 

マネーボール”(ベネット・ミラー監督)をHuluで。メジャーリーグに「数字と理論」を持ち込んだアスレチックスGMブラッド・ピット。“オーシャンズ11”のときみたいに、やたら何か食べてるのがばかっぽいんだけれど、電話でトレード話を畳みかけるシーンなんてぞくぞくするし、レッドソックスの高額オファーを蹴るところなんて妙にかっこいい。野球少年は必見。

 

グラン・トリノ”(クリント・イーストウッド監督)をAmazonビデオで。70年代の名車グラン・トリノをいつもぴっかぴかに磨いてる、元フォードのエンジニアにクリント・イーストウッド。彼の息子はあろうことか日本車のセールスマンになり、彼が住むデトロイトという街はアジア系の移民に席巻されつつある。そんで、彼の隣にもアジア系の家族が住んでいて、じいさんはそこの様々なトラブルに巻き込まれてしまうのだよ。それでもじいさんはがんばる。グラン・トリノが何を象徴しているかは本編を見てのお楽しみ。トランプに見せたらどう思うだろう。

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レッド・ドーン”(ダン・ブラッドリー監督)をAmazonビデオで。朝起きたら町中の空をパラシュートが覆って、(アメリカの町中に)北朝鮮の兵隊がわさわさ降ってくる。考えただけでおっかない。あとは、カーチェイスやら銃撃戦やら。