hiromu radio

本間ひろむ オフィシャルブログ

2013-01-01から1年間の記事一覧

アメリカン・ハッスル

午後、スペースFS汐留にて“アメリカン・ハッスル”(デヴィッド・O・ラッセル監督)の完成披露試写。天才詐欺師とFBI捜査官が組んで汚職政治家をだまし討ち。まさかの実話。70年代の音楽とファッションとユーモアがいっぱい。 ボリス・ヴィアン(曾根元吉訳)…

ザ・イースト

午後、六本木の20世紀FOX試写室にて“ザ・イースト”(ザル・バトマングリ監督)のマスコミ試写。環境テロリスト集団イースト>に潜入する元FBIエージェント。そんなヒロインを演じるブリット・マーリングは主演・脚本・製作をこなす次世代の若き才能だとか。 “…

旅人は夢を奏でる

午後、京橋テアトル試写室にて“旅人は夢を奏でる”(ミカ・カウリスマキ監督)のマスコミ試写。 35年前に出て行った父親がふらっと現れ、戸惑うピアニストの息子。そんな2人が北に向かうロードムービー。地元フィンランドで大ヒット!! タイトルは原題(ROAD N…

Intermezzo op117-2

この年になると自分に何ができて、何ができないのかが分かってくる。一音一音を大切にしよう。ブラームスを弾くアルトゥール・ルービンシュタインのように。

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ

午後、東銀座の松竹試写室にて“オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ”(ジム・ジャームッシュ監督)のマスコミ試写。スタイリッシュなヴァンパイアの恋人たちの物語。ジャームッシュってば、いくつになってもかっこよくて美しい映画しか撮りたくないらし…

セッションズ

午後、六本木の20世紀FOX試写室にて“セッションズ”(ベン・リューイン監督)のマスコミ試写。 詩人のマークは小さい頃にかかったポリオのせいで首から下ががまったく動かない。そんな彼のユーモアと愛に溢れたセックスライフ(実話を映画化)。彼を取りまく…

利休にたずねよ

午後、銀座の東映第1試写室にて“利休にたずねよ”(田中光敏監督)のマスコミ試写。 松竹(歌舞伎)の看板役者が東映の映画に登場(制作サイドが、主役は市川海老蔵しかいないとがんばったらしい)。クールに見えて実はエモーショナルな新しい利休像を海老蔵…

東京国際映画祭 その3

午前中から、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて東京国際映画祭。“ハッピー・イヤーズ”のP&I上映とダニエレ・ルケッティ監督の記者会見。 セルフィッシュなアーティストと、その家族の物語。何だかんだあるんだけど、家族4人でちっちゃなイタリア車に乗って走っ…

東京国際映画祭 その2

午後、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて東京国際映画祭。今日はP&I上映を1本だけ。 “武士の献立”(朝原雄三監督)。ゆったりと流れる静謐な空気感が気持ちよかった。加賀藩の料理方(包丁侍)の家に生まれ、長兄の急死でいやいや家督を継いだ次男坊に高良健吾…

東京国際映画祭 その1

午前中から、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて第26回 東京国際映画祭。今日はP&I上映(プレス&インダストリー上映)を2本。 “潔く柔く きよくやわく”(新城毅彦監督)。ただただ、長澤まさみがいい。 “今日から明日へ”(ヤン・フイロン監督)は北京郊外の集合…

水いらず

ジャン=ポール・サルトル(訳・伊吹武彦ほか)の“水いらず”(新潮文庫)とライナー・マリア・リルケ(訳・高安国世)の“若き詩人への手紙・若き女性への手紙”(新潮文庫)を読み終える。 高校生のころに付き合ってた彼女の父親が高名な翻訳家で、その先生に…

聖火がともる国立競技場

夕方、聖火がともる国立競技場(バックスタンド)にて、東京ヴェルディ−ザスパクサツ群馬(スコアは2−1)。 J2の東京ヴェルディには高原直泰、巻誠一郎、西紀寛という元・日本代表がプレイしていて、巻は左サイドからの低いクロスをうまく頭で合わせてゴール…

山辺絵理ピアノリサイタル

夜、めぐろパーシモン小ホールにて、山辺絵理ピアノリサイタル。 後半のスクリャービン(エチュード3曲、ピアノソナタ1曲)、めちゃ気持ちよかった。絵理ちゃんには難曲とか大きな曲が似合う。小品ももちろん巧いんだけど、もはやそのサイズには収まりきら…

朝日のあたる家

夕方、渋谷ヒカリエで谷崎テトラとお茶したあとrelations.デジタル試写室にて“朝日のあたる家”(太田隆文監督)のマスコミ試写。 浜岡原発がメルトダウンしたら市井の家族はどうなるのか、というテーマの映画。叔父さん役の山本太郎がそのまま山本太郎で、す…

ハンディプラスアート展2013

ハンディプラスアート展2013〜異才きらめく人々〜。8月31日(土)〜9月8日(日)10:00〜17:00/大本山・増上寺三縁ホール前ラウンジ/入場無料。 毎年見に行ってるんだけど、いつも村林園長には会えない(笑)。今年も行きます。

エリジウム

夕方、虎の門のソニー・ピクチャーズ試写室にて“エリジウム”(ニール・ブロムガンプ監督)のマスコミ試写。荒れ果てた地球には貧民層、エリジウムと呼ばれるスペースコロニーには富裕層が暮らす近未来。余命5日のマット・デイモンが、ある使命を胸にエリジ…

仙台で日本代表

午前中の新幹線に乗って仙台入り。夜、宮城スタジアム(メインスタンド)にて、日本代表−ウルグアイ代表。 2−4で負けはしたけれど、目の前で香川真司と本田圭佑のゴールが見られただけで大興奮だった(ディエゴ・フォルランとルイス・アルベルト・スアレスの…

風の等々力

夜、風が気持ちいい等々力競技場(バックスタンド)にて、川崎フロンターレ―湘南ベルマーレ(スコアは1-2)。 川崎は前線できれいにパスを回すポゼッションサッカー。しかし、湘南のカウンターとセットプレイからまんまとやられた。日本代表が負けるときのよ…

雨の埼スタ

夜、埼玉スタジアム2002(バックスタンド)にて、浦和レッズ―横浜Fマリノス(スコアは2-3)。 “2週間で4連戦”の最後のゲーム。疲れてるのは分かる。代表に呼ばれてる選手はケガをしたくないのも分かる。でも、こんなゲーム見せられたらわざわざ東京から埼ス…

アップサイドダウン 重力の恋人

午後、飯田橋の角川映画試写室にて“アップサイドダウン 重力の恋人”(フアン・ソラナス監督)のマスコミ試写。 二重引力によって存在する2つの世界。上には富裕層が、下には貧困層が住んでいた。障壁があればあるほど恋は燃え上がるものなんだけど、この映…

墓参り

昼過ぎ、林由美香の墓参り。 何台もの大きなトレーラーが疾走する埃っぽいバイパスを1本入ったところに、彼女の眠ってる墓地があった。東京のはじっこの西高島平までバスを2本乗り継いだ。板橋は坂が多くて、板橋本町に住んでた高校時代を思い出した。 同…

林由美香

本日発売“新潮45 7月号”に“AV女優「林由美香」はなぜカリスマになったのか”を書きました。今月26日は彼女の命日です。 ロマン・ロラン(片山敏彦訳)の“ベートーヴェンの生涯”(岩波文庫)と佐村河内守の“交響曲第一番”(講談社)を読み終える。

Jリーグ スペシャルマッチ

午後、雨上がりの国立競技場にて“東日本大震災復興支援 Jリーグスペシャルマッチ”。2-1でTEAM AS ONEがJリーグ選抜を破った。 アウェイのゴール裏(Jリーグ選抜側)には色んなユニを来たサポーターがいて、色んな選手のチャント(大津祐樹を止めないで♪とか…

岡田博美《イベリア》全曲を弾く

夜、飯田橋のトッパンホールにて、“岡田博美《イベリア》全曲を弾く”。 アルベニスを極めた人のアルベニスは凄い。老獪で、若々しく、そして一音一音を大事に弾く。気づくと、あっという間にアルベニスの“イベリア”全曲を聞き終えていた。アンコールの“ナバ…

25年目の弦楽四重奏

飯田橋の角川映画試写室にて、“25年目の弦楽四重奏”(ヤーロン・ジルバーマン監督)のマスコミ試写。ベートーヴェンの“弦楽四重奏曲第14番”がモチーフ。リハーサルのときセカンド・ヴァイオリンが「次の演奏会は暗譜でやろう」と提案。これを遮りファースト…

平野勝之監督に会う

夜、渋谷アップリンクにて“監督失格”の平野勝之監督に取材。“監督失格”に登場する林由美香は僕の古い友達で、由美香の遺体を発見したのが平野さんでよかったと思った。彼の近著“「監督失格」まで 映画監督・平野勝之の軌跡”(ポット出版)もよろしく。 アン…

ヴェルディ・イヤーと浅草オペラ

本日発売“新潮45 5月号”に“ヴェルディ・イヤーと浅草オペラ”(7ページ)を書きました。 ヴェルディの傑作“椿姫”の日本初演を行ったのは、なんと浅草オペラといわれている。日本語でヴェルディ作品やビゼー作品を上演した浅草オペラとは何なのか。浅草オペラ…

スプリング・ブレイカーズ

午後、シネマート六本木試写室にて、“スプリング・ブレイカーズ”(ハーモニー・コリン監督)のマスコミ試写。女子大生4人が体験する何ともキケンなスプリング・ブレイク(春休み)。ラストシーンのヴァネッサ・ハジェンズとアシュレイ・ベンソンがめちゃめち…

嘆きのピエタ

午後、シネマート六本木試写室にて“嘆きのピエタ”(キム・ギドク監督)のマスコミ試写。 前作でアリランを歌い出したときにはどうしようと思ったけれど、キム・ギドク監督復活ですね。産みの母親と3歳で別れたきり会っていない僕の喉元にナイフを突きつける…

ファミリー・シークレット

柳美里の“ファミリー・シークレット”(講談社文庫)、朝井リョウの“チア男子!!”(集英社文庫)、桜庭一樹の“私の男”(文春文庫)を読み終える。 柳美里の書くものはビーンボールぎりぎりだ。“ファミリー・シークレット”の帯には「家族の“闇”を綴った凄絶ノ…