2013-01-01から1年間の記事一覧
夕方、シネマート六本木にて“ザ・マスター”(ポール・トーマス・アンダーソン監督)のマスコミ試写。目に狂気を宿したホアキン・フェニックス(元兵士)と静かなる狂気を裡に秘めたフィリップ・シーモア・ホフマン(教団のボス)の演技は見もの。アカデミー…
シネマート六本木試写室にて“魔女と呼ばれた少女”(キム・グエン監督)のマスコミ試写。舞台はアフリカのコンゴ。12歳で反政府軍に拉致された少女コモナは兵士になり、14歳で母親になった。コモナ役のラシェル・ムワンザ(ベルリンで銀熊賞!)の存在感が凄…
井上荒野の“つやのよる”(新潮文庫)を読み終える。色が豊かとかいて「つや」。その名のままに奔放に生きた女は、時や距離を隔てて様々な男女の心の裡に、その爪痕を残す。 そんなすさまじい大人の恋愛小説を、あの行定勲監督が映画化。ただ今公開中!!
笹森健美の“武士道とキリスト教”(新潮新書)を読み終える。 潔く死することで名を残す武士道、死してなお魂は永遠に残るとするキリスト教。いかに死ぬかを問うことは、いかに生きるかを考えること。両者ともそう説いている。著者の笹森氏は牧師であり、小野…
午後、シネマート六本木にて“ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン”(ラモーナ・S・ディアス監督)のマスコミ試写。80年代を代表するバンド、ジャーニー。スティーヴ・ペリー脱退後、低迷していた彼らは、You Tubeで見つけた無名のシンガーをメンバー…
発売中の“新潮45 2月号”に“生誕200年 歴史を動かしたワーグナーの「魔力」” を書きました。 ONE PIECEでいうところの「悪魔の実」。それがワーグナーの「魔力」なのです。ルートヴィヒ2世のこと、ヒトラーのこと、バレンボイムのこと、そして、新政権のこと…
午後、銀座の東映第1試写室にて“王になった男”(チュ・チャンミン監督)のマスコミ試写。イ・ビョンホンが王と影武者の二役を快演。特に、影武者の愛すべきキャラが魅力的。脇を固める俳優陣も素晴らしい。 伊坂幸太郎の“SOSの猿”(中公文庫)を読み終える。
六本木の20世紀FOX試写室にて“マリーゴールド・ホテルで会いましょう”(ジョン・マッデン監督)のマスコミ試写。インドのリゾートホテルで出会った熟年の英国人男女7人。それぞれが残り少ない人生を抱えていてなお、探し物を見つけたり、若者のためにがんば…