“8月の家族たち”(ジョン・ウェルズ監督)をAmazonビデオで。メリル・ストリープだからこその憎たらしいおばあちゃんに、ジュリア・ローバーツが気の強い長女。どこの家族にでもあるようなそれなりにぐちゃぐちゃの話が、アリゾナのジリジリする暑さと相まって見る者をうんざりさせる。
“ヒア アフター”(クリント・イーストウッド監督)をAmazonビデオで。死後の世界とコンタクトできる男にマット・デイモン。彼は何でもやるね。ちょっとオリエンタルな精神世界を西洋人が覗くとこうなる感じ。
“アジャストメント”(ジョージ・ノルフィ監督)をAmazonビデオで。またまたマット・デイモン。今度は大統領になるはずの男。とある組織が彼が大統領にならないことを阻止する、というやつ。
“フライト”(ロバート・ゼメキス監督)をAmazonビデオで。デンゼル・ワシントンが老獪なパイロットを演じてるんだけど、最後にこの男は何を守ったのか。見事に乗客を救ったのに訴追されるという、何だか“ハドソン川の奇跡”みたいなプロット。
“ものすごくうるさくて、ありえないほど近い”(スティーブン・ダルドリー監督)をAmazonビデオで。9.11で父親を失った子供が主人公。とても饒舌。だからこその、彼が言葉を失う時のシチュエーション(事件の重さ)が心に刺さる。
“ベンジャミン・バトン 数奇な人生”(デビッド・フィンチャー監督)をAmazonビデオで。フィッツジェラルドの原作は読んでいたので楽しみにしていたんだけど、期待どおりでしたね。ブラッド・ピットが好演。