午後、京橋テアトル試写室にて“アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男”(ラース・クラウメ監督)のマスコミ試写。
“ハンナ・アーレント”ではヒトラーの命令(ホロコースト)をただ思考停止状態で遂行していた人としてアイヒマンが描かれていたが、この映画では様子が違う。ともかく、アイヒマンを追い詰めるバウアー検事の執念が凄まじい。バウアー演じるブルクハルト・クラウスナーはあちこちの映画でよく見る。その存在感(特に声)はハンパじゃない。ヨーロッパでは怪優ステラン・スカルスガルドと双璧だな。
(2017年1月7日公開)