かれこれ20数年前の写真です。左からTUDOR Oyster(デガ薔薇)、ROLEX Oyster Perpetual、OMEGA Seamaser、RADO Companion。いずれも1970年代くらいのアンティークだ。当時(1995年くらい)、SWATCH、G-SHOCKも含めて50本くらいのコレクションがあった。今はほとんど手放した。
きっかけは友人の親父さんの葬儀だ。
そこに、ROLEX Submariner をしているやつと、OMEGA Speedmaster をしているやつ(ともに高校の同級生)がいたのだ。
おやおや、である。僕もその時、OMEGA Seamaster Professional 200をしていた。いわゆる“Pre-bond”と呼ばれていたモデルで、Submarinerを小ぶりにしたような腕時計だ。だめだだめだ。負けてんじゃん。大きさから何から……。Speedmaster も僕が持ってるモデルと丸かぶりだ。
すーっと興味がなくなった。腕時計のコレクション熱が冷めた瞬間だ。
前のように暇さえあれば都内の時計屋を見て回ることは、もうない。
それでも腕時計は好きで、SEIKO 5 Sports “Sea urchin” (SNZF17K1)だったり、CITIZEN Eco-Drive “Alterna” (VO10-6742F)だったり、CASIO MDV-16-1AV “Duro” を気に入って使ってる。SEIKO 5 Sportsは新しいラインアップがリリースされたので、ひとつ前の “Sea urchin” はレアなアイテムになりつつある。だから人とかぶらない。それから、CASIO “Duro” はビル・ゲイツが身につけているらしいんだけど、あのビル・ゲイツが $100 もしない時計をしているんだから、そのギャップが逆に面白いし、メタメッセージっぽくていい。
さて、もうひとつのコレクションは万年筆だ(腕時計とか、万年筆とか、まるでサライ世代じゃないかよぉ〜!?)。その話は、#2に続く。